少女漫画のこと。

きゅんきゅんするために読む漫画。

けれど、年を重ねるにつれて少女漫画から離れていく私。


いつの間にか絵柄も肌に合わなくなってしまったみたいです。


だから雑誌を開いてはみるものの直ぐに閉じてしまう。


それはさておき?



そんな私でも読める少女漫画の紹介。

青空エール別冊マーガレットに連載中。
主人公は甲子園でラッパを吹きたい女の子(小野つばさ)。吹奏楽の名門校に入学し、初心者ながら吹奏楽部に足を踏み入れる。今まで下を向いて生きてきて、だけど高校で野球部の男の子(山田大介)、吹奏楽に出会い変わっていく…。

青春キラキラ、さわやかです。なんで好きかと言うと、自分も吹奏楽していたのが一番だと思います。音楽漫画っていろいろあるとは思うけど「吹奏楽」は少ないのでは?だから吹奏楽が舞台になっているのが嬉しいです。担当楽器はトランペットではなく、サックスで高校も強くなかったから、筋トレとかしなかったけれども。親近感の湧く漫画です。
もちろん吹奏楽の知識なんて無くても読めます。
読みどころはつばさと山田の微妙な恋模様。お互いに好意があることはたしかなんだけれど、つばさは山田が好き!でも山田は野球に真摯に取り組みたい。そのすれ違いがどうなっていくのか?というところでしょう。(4巻まで読んでの感想です)

「私日和」ザ マーガレット又はデラックスマーガレットに掲載。
基本的に1話完結だが、登場人物がリンクしている。
まず触れるなら、このほのぼのとした絵柄ですね。最近の絵柄とも言えますが。第一話は美術部の女の子(久保桂)の視点で、同じ部の子(都築笑)が少し苦手なんだけど…というお話です。苦手な理由は自分にはない「1人でも堂々としている姿」にあこがれているからなんだけど、きっとそういう相反する心って誰にでもあるんですよね。嫌いとか苦手だとか思ってるのに目が離せない。そんな恋愛ものもよくあります。でもこれは友情でのお話。
私もこの「都築笑」というキャラクターに惹かれました。女の子ってグループ作って、なんでも友達が居ないとできない。1人になりたくなくて無理をする。そういう子が大半です。私もそうやって苦労した中学生時代があるだけに、1人でも凛としている子には興味が湧いちゃいます。
そんなこんなで読み進めていくと、案外フツーの子だったりするんだけど、それはがっかりという意味ではなくて発見なのかな。
苦手から始まる恋ってのは身近にあって。この都築さんが苦手な人(入海くん)。苦手なはずなのに、いつの間にか…。都築さんの不器用さが良い味を出していると思います。